み熊野の~山の奥へ~

山の中へ深く分け入ります。
岩や巨石、大木や滝など、大いなる自然に神性を見出した人々は
それらを祭祀し祈りを捧げました。
私が山中で出会った「修験道」の方は、今も定期的に巡り守り敬っておられました。

自然信仰、その優しい響きとはうらはらに
体の奥底から震え上がってしまうような強い畏怖を感じます。
この体感をいつも忘れず、決して荒らさず静かに祈る。
誰もいない山の奥、大いなる自然、畏怖と畏敬。

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