「脱ビギナー」実践写真講座について思うこと。その2

mission写真展ハガキc

講座第1シーズン、一番最初に出題したお題は「スローシャッター」だった。

もしこれが初心者講座なら、1/30秒以下で三脚使って撮ってみましょう、と出すだろう。
脱ビギナーはそこを超えたい。
単純にシャッタースピードを一定以上遅くすればいいを超えたいのだ。

スローによる写真の効果。

例を挙げると、大判カメラで風景写真を撮っている人は、数秒露光であってもスローという感覚はなく
水流の表現以外の側面ではスロー効果自体もない。
一方、スポーツ撮影の人にとっては、1/125秒だって相当なスローである。
被写体そのものがブレるのだ。
 
だから、レーシングカーを1/125秒で流し撮りしたら、それはお題に合致する。
そして、流し撮りは、スロー=三脚撮影という固定観念から解き放ってくれる方法でもある。

皆で話していくうちに様々なアイディアが出た。
夜景、車のヘッドライトが洪水のように流れる様、
露光間ズーム、水が流れる様、花火、ブレによる表現、
色分解フィルターを使った三色分解写真、ピンホールなどなど

誰かの発想が他の誰かの発想につながり、
誰かのチャレンジが他の誰かを刺激した。
ある人が得た引き出しは、皆の引き出しになった。

綺麗な「渦」が出来、飛翔していったように見えた。
面白い偶然だが、その思いを具象化している写真が、
ある参加者によってもたらされていた。

第1回目の卒業展示、私は迷わずその写真のハガキ使用許可をお願いした。

………………………………

と書くと難しく感じてしまうかもしれないが、
実際にはできることをできる範囲でやることを基本にしている。

失敗しまたー、もよし。
実験してみました〜、もよし。
いつもつまらない写真ですみませーん、もよし。

結果じゃないんだ。
毎月、「ちょっと新たな考えを手にれて」、撮影をしてみる、
「やってみる」だけの話。

 

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