「脱ビギナー」実践写真講座について思うこと。その1。「別れ道の連続」

IMG_1554

10月スタートの本講座はこちらに詳細を載せています。
ご参照ください。

…………………………….

「別れ道の連続」

写真は選択。絶えず選択の連続なのだ。

写真を撮ろうかなと思う時、まずはカメラをチョイスする。
デジかフィルムか、今日はデジを選んだとしたら、一眼?ミラーレス?あるいはコンパクト?
大切な人のポートレートが撮りたいから、今回は昔から慣れている一眼レフにしよう、
単焦点で絞りを開け気味にして、背景を上手にぼかし立体的に人を浮き上がられたらいいなぁ、
とか、次々に現れる選択肢をどんどん選んでいく。
。。。。。。止まることのない。

それらは基本はこうですよと教科書に書かれていたり、先人の歩んだ道すじを参照したり
なんとなく一般的な方程式もできてきている。
最初のうちは、これらのことを学び、自分の写真に活かそうとするというのが基本的な流れであろう。

ところが、今はもうそんな時代じゃないんだ。
それが、10年以上写真のワークショップを続けてきて、実感したことだった。

機材の進化が激しく、機材が進化すれば撮影の図式が大きく変わる。
昨日の常識が今日の非常識になる時代。

雑誌の検証記事情報、見識のある写真家によるレビューは新しい道筋の大きなヒント、
ワークショップであれば、まだ見ぬ有益情報があるのではないかという期待も膨らむ。
「知る」ことに多くの時間とお金を費やすという流れは、
この先もずっと続きそうである。

そして今という時代にはもう一つやっかな側面も忘れてはならない。
皆、お金と時間の自由度が少ないのだ。
機材も高く、フィルムも高い、ある程度お金がかかるから仕事も休めなくて時間が足りない。
「知る」ことへエネルギーを使わざるをえない上に、「やってみる」にはリスクが多い。

だから
「誰かがやった成功体験の道筋をそのままトレースすること」
これを求める人が増えるのも仕方ないことであると私は思う。
山道を迷いながら登ることことは難しい。より効率的に苦労なく山頂に一足飛びだぜ。と。。。
 
さて。
実はこの状況をあまり否定的に思っているわけではないのだけど
ある時期に、現実に大きな壁にぶつかる人を身近に出会って
要因は上記のような構造のせいだとすぐにわかった。
だって、効率よく一足飛びに山頂になんて現実にはありえないもの。
道を開いた人は迷ったり悩んだりしながら問題を回避して辿り着いたわけで。
第一、岩盤を登るスキルがない人には通れないルートだったかもしれないし。
同じカメラやレンズ、同じフィルムや印画紙を使っても、
同じ場所にって撮っても、正直雲泥の差を確認するだけのこととなるだろう。

そう「知っていると撮れるは違う」のだ。

壁はそこにあると思う。

明日は、そのことに対して、私がいかに取り組んでいこうとして
このコンテンツが出来上がったのか。
そんな話をしていきたい。

 

関連記事

おすすめ記事

ピックアップ記事

mhpmw139

2015-5-4

何でこんなに熱く。。。

カテゴリー

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページ上部へ戻る