「小さな失敗」と「引き出し」

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この土日は、WSのOBチームにアトリエを開放。
 
暗室でプリントをする者、フィルム現像をする者
深い写真哲学&技術系会話を愉しみにくる者など
にぎやかとなった。
 
悪戦苦闘する人をみつめながら、
もっともっと色々やってみるがよい、と私はけしかける。
こんな考えもあるぜ、と新たな手法を伝授する。
 
知識があっても、技術があっても、撮影というのは思い通りにいかない。
それが普通のことだ。
でも、思い通りにいかない時は、気分も晴れないし、自分がいけないのだと思いがち。
だから、知らず知らずのうちに、どこかで聞きかじった(あるいは習った)ことを信じ
「正しい」こととして疑わず、それらに従いがち。
 
考えが画一化し、他の考えを認めない傾向が生まれてくる。
情報がいくつかあると、頭の中で何が正しいかを考えてしまう。

何度も言うが、正しいなんてない。
脆弱な思考。クソクラエだ。

たくさんの評価基軸があるべきで、多ければ多い程、豊かな文化となる。
試行錯誤を重ね、工夫し、考え、失敗し、悩み、またトライする。
我々はそこから深みを見いだし、自分だけの写真を得る。
 
試行錯誤とは、言葉をかえれば「小さな失敗の連続」である。
小さな失敗の積み重ねが、すなわち、その人のノウハウ=「引き出し」になるのだ。

どうすればいいですか?どれが正しいですか?
その安易な問いは、一番の楽しみを自分で放棄する問いであることを伝えたい。

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2016-9-29

舞踏家・神睦高さん

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