愛すべき駄カメラが教えてくれること(序)

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中古カメラ屋さんの片隅に、ひっそり置かれ誰も注目しないようなカメラがある。
不具合があるのか、驚く程の安さだ。
 
そんなカメラをほおっておけない人がいる。
安値で手に入れたものを自ら直し、手を入れ、撮影する。
フィルム裏蓋のモルト交換、シャッター不具合の手入れなど
勉強され道具を持っている人も多いと聞く。

そして、そのカメラだが、安いからといって描写が悪いものばかりではない。
むしろその逆で、現代のレンズを凌駕する性能のものも、ゴロゴロと転がっているのだ。
 
俳優・タレントの石井正則は、写真やカメラへの深い愛情から
このようなことをされていた。
駄菓子ならぬ駄カメラという語の生みの親でもある。
 
私やギャラリーバーPaperPool店主さんなどで、これらの話が盛り上がって
あれよあれよと公募企画展示と相成った。
 
私たちはカメラ作例遊びとは別の地平を見ていた。
作例遊びとは、このカメラで撮ったらこうなりましたよ、という面白さ。
もちろん否定はしない。
楽しさも知っている。が、肝はそこではない。

自分にとってのよき写真作品を、撮ること。
写真はカメラで決まる訳じゃない。

お店の片隅で眠っていたちょっと不具合のあるカメラを通して
私たちは「写真」を再度考え直すのである。

・・・・・・・・・・

3000円以下で買うこと。
作品を作って展示すること。
 
・・・・・・・・・

この二つが条件。

私のようなジャンク系素人にはカメラ選びからしてハードルが。。。
奮闘記は、次回に続く。

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