ライカ&ハッセルなど 使う意識の違いを考察

L1000543

私のメイン機種は 35ミリフィルムはライカ
中判は、ハッセルブラッドとローライフレックス。
(デジタルはまた別の系統)
 
私の場合、という注釈をつめねばならないが、
使用する際に、基本的な意識が大きく変化している。
その変化が、カメラ使い分けの大きなポイントとなっているので
ここでお話ししてみたい。

 
ハッセルは主に仕事や作品撮影に活躍してもらっている。
自分が望む仕上がりに合わせて、機材をカスタマイズ。
レンズ、カメラボディー、フィルムマガジン、各種アクセサリー
これらを「撮影者」である私が、野球やサッカーの監督がレギュラーメンバーとサブを決めるがごとく
配置し、被写体へと対峙する。
 
人物撮影なら、連写がきくモードラ付きEL、プリズム付きファインダーで手持ち撮影
(下に重みのあるELは手持ちでぶれにくい特性がある)
気軽なスナップ感覚なら、極力アクセサリーを減らしたシンプルなスタイル。
などなど。
昔は、長い70ミリフィルムなんて言うのも存在して、
セレクトの幅はものすごく広かった!!
 
一方で、ライカについても同じように考えて接してきたが
大人になるにつれ、別の考えに至った。

「ライカはカメラの流儀に添う」
 
最初、少々使いにくさのあるカメラだが
使い慣れるとこれでなければいかんなぁという程になじむ。
ライカを使いこなす工程そのものが、写真の肝を体に染み込ませる仕掛けとなるのだ。
 
自然い被写体との距離感を身につけ、少しの光量変化にも敏感になり
瞬間への反応速度が極限まで増す。
希有なカメラだ。
 
なので、近頃の私は、出来ればシンプルに、同じ時代のセットで、純正もので、
もっと言えば、その頃の引き伸ばし機で、となってきている。
 
面白いなぁと思うのである。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
余談1
 
8X10などの大判カメラは、もう少し被写体よりの心情になる。
自分の感情より、被写体そのものの美を大事に。
 
逆に、コンパクトになると、より日常生活というプッライベートへの入り口を意識。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
余談2
 
一方で、ブランド・カメラが全てではないという思いもある。

忘れられたカメラ、売れなくて店の端で寂しそうにしているカメラ、
壊れてしまいがらくたのように見えるカメラ。
でも、まだまだ、手を入れれば動く。
 
私たち成長ぶりや日常生活をしっかり記録してきた普及版の家庭カメラも
忘れてはならないと思う。
しっかり愛情を持って接し、あれこれ直しながら、付き合っていけたらいいなと思う。
 
カメラは所詮道具だが
道具って命だよ。
料理人の包丁、毎日研いで大事に使う。
大工の道具も、野球選手のバットも、音楽家の楽器も。

優れた職人の作業場に行けば、神棚の下にキレイに並べてあるよ。 

と、熱くなってきた所で、仕事へ。。。
 

 

 

 

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